キャラクターに応じた教育と
オープンドアの環境
2019年度入社 K.O
大学卒業後、一貫して半導体業界を歩み続ける。
TMHでは第一線の現場を退き教育の立場へ。
中部支店のトップとして経営管理のかたわら、
社員への半導体知識、営業、業務全般の教育や指導を行う。
半導体業界の最前線から退いて
教育の立場へ
Retired from the forefront of the semiconductor industry to the position of education
現在の仕事内容を教えてください。
中部支店の統括マネージャーという立場で、営業・国際営業・物流の各部門のマネージメントをしています。
TMHは若い会社ですが、各部門で少しずつ人材が育ってきています。細かい部分は主任級の社員に任せ、私は中部支店全体を円滑に回すことに集中できるようになってきました。社員間の距離が近いので、小さな相談事も私に集まってきます。職場環境を整えるのも大切なので一つ一つ真摯に取り組んでいます。
これまでのお仕事の経歴を教えてください。
大学を卒業してずっと半導体業界で仕事をしています。半導体業界はヘッドハンティングが多い業界なので、何度か転職をしました。ほとんどがアメリカなどの外資系です。景気がいいときも悪いときもあり、ジェットコースターのような浮き沈みを経験しました。
年齢を重ねてからは自分が培ってきたノウハウが若い人たちの力になればと、人材育成に興味を持つようになり、TMHに入社しました。
キャラクターに応じた教育と
オープンドアの環境
character-based education and open door environment
指導や教育を行う中で、大切にしているのはどのようなことですか?
まず、本人のキャラクターを大事にすることですね。
私が若いころはひたすら怒られて育てられましたが、今はそういう時代ではありません。現代の傾向で言うと、褒めて育てる方法が合っている人が多いと感じます。できるだけその人のキャラクターに合った教育を心がけています。相手の年齢も考慮しますね。
若い人に対しては半導体の技術面の伝達がマストです。半導体デバイスのトレンドなども勉強してもらいたいので、適宜指導を行っています。
逆にある程度年齢を重ねた人になると、特に営業に関してはそれまでやってきた本人のやり方があるので、簡単には変えることはできません。そこでアプローチの仕方は個人に任せ、数字を出すためのコツやアドバイスを行うようにしています。ベテラン層にはマネージメントについても覚えてもらいたいですね。
もうひとつ大事にしているのは、教えられる側の立場になること。自分が半導体一本筋なので、つい説明を端折ってしまいそうになりますが、未経験の社員にはできるだけ丁寧に、わかりやすく指導するようにしています。
スタッフとの接し方で気をつけていることはありますか?
常に気を付けているのは、普段から社内の上下関係を作らないようすることですね。若いころに出会った上司が、上下関係のない気さくな空気を作ってくれる人だったんです。私自身がその方にとても助けられましたし、今でも尊敬しています。
何でも相談できる環境で自分が成長してきたように、みんなが気軽に声がかけられるオープンドアな環境を整えていたいと思っています。その点は私の個人的な方針でもあり、世間的には賛否両論あると思いますが、そこを好意的に受け入れてくれた人が人材として育ってくれるとうれしいですね。
TMHの魅力はどのような点だと思いますか?
日本人だけの企業は視野が狭くアグレッシブさに欠けると感じる部分があるので、外国籍の人材を積極的に採用しているTMHには魅力を感じました。
またオンとオフの区別ができるような環境を整えているつもりです。
私自身、休日は仕事のことは考えず、メールも極力見ないようにしています。しっかり仕事をするためにも、オンオフのメリハリは大事ですね。天気のいい日は、妻と一緒に趣味のゴルフや登山を楽しんでいます。
求む!優秀なエンジニア
Welcome! excellent engineer将来の展望を教えてください。
現在の社員は半導体業界が未経験の人がほとんどです。セラーから部品や装置を仕入れてバイヤーに販売する商社としての仕事は、未経験の人でもできます。しかしそのままでは、商社としての会社の未来には限界があると考えています。
将来的に必要になるのはエンジニアチームですね。今後新たな利益を生むことができる技術部隊を整備して、全体的なエンジニア力を高めたいと思っています。
新たな部門を立ち上げるためには人材や設備を整えなければなりません。そこに投資するための蓄えを増やすためにも、現在展開している業務での業績アップを目指しています。
最後に、TMHに入社を考えている人にメッセージをお願いします。
私が一緒に仕事をしていきたいのは、これからの伸びしろや可能性を感じられるフレッシュな人です。
ビジネスで最終的に求められるのは「数字」なので、厳しい世界ではあります。しかし挑戦することに喜びを感じられる人、プレッシャーを楽しめる人、日本企業のルールや固定観念にとらわれず様々なアプローチができる人と一緒に働いていきたいと思っています。
私は自分に人事権のある採用面談では多めに時間を取るのですが、重要視するのはその人の知識量だけではありません。本当の人柄や考え方は、あらゆる角度から質問を重ねることで見えてくると思っています。
面談では表面的な言葉でなく、本当にその人の想いが語られているか、内側から溢れ出るやる気があるかといった本質の部分を見せていただきたいですね。お会いできるのを楽しみにしています。